建築レポート | アパート |
アザーレ・プラネ生田Ⅳ
2025.06.16
「生田」駅から徒歩10分の場所に、つい新しいアパートの建設が始まりましたー!
これから工事の進み具合を不定期でお伝えしていきます!
建つのは、単身者向けの「猫共生プラネシリーズ」!
より楽しいペットとの生活を過ごせるような工夫がたくさん登場予定です。お楽しみに!
今は、建物を建てる前のとっても大事な作業「地盤改良」を終えたところです!
「地盤改良」ってなに?
簡単に言うと、地面をもっとしっかりさせる工事のことです。
なぜ必要なのか?というと…
例えば、ふわふわのパンケーキの上に積み木を乗せたら、どうなりますか?
ぐらぐらして崩れちゃいますよね。
建物もそれと同じで、地面がゆるいと、建てた後に傾いたり沈んだりしてしまうんです
なので、ちゃんと頑丈な地面にするために「地盤改良」を行います!
今回使ったのは「小口径鋼管工法」!
「細めの鋼管を、地面の奥のしっかりした層までグイグイと打ち込む」
→「その上に建物を建てることで、しっかり支えられるようにする」っていう工法です。
地盤がしっかりしたところで、次はついに「基礎工事」に入っていきます!
次回は、基礎工事あたりの様子をお届け予定!
【地面のジメジメをシャットアウト!?防湿シートってなに?】
「猫共生プラネシリーズ」のアパート建設、着々と進んでいますよ~
さて今回は、建物の「足元」を守る、とっても大事な「防湿シート」についてご紹介します!
「防湿シート」ってなに?
名前の通り、湿気を防ぐためのシートです!
地面の中には、水分=湿気がたっぷり…。
この湿気がそのまま上がってくると、建物の土台や床下がジメジメしてしまって、カビやシロアリの原因になることも
どうやって守るの?
そこで登場するのが「防湿シート」!
大きなプラスチック製のシートを、建物の下にピシーッと敷くことで、湿気をシャットアウト!
ちょうど、レジャーシートを敷いてピクニックの地面の冷たさを防ぐようなイメージです
土の上にしっかり防湿シートが広げられていて、これで建物の基礎も土台も安心。
こんにちは!
猫共生プラネシリーズのプラネ生田Ⅳのアパート、工事は順調にどんどん進んでいますよ〜
現在は基礎工事が完了し、先行配管も終わったところです!
今日は、基礎工事と先行配管の様子を中心に、現場の様子をご報告します!
まずは「基礎工事」から!
基礎工事とは、地面と建物をつなぐ「基礎」をつくるための工事です。
この部分がしっかりしていないと、建物が傾いてしまったり、地震に弱くなってしまったり…。
まさに、建物を支える縁の下の力持ちなんです!
そのおかげで、建物の一部だけが沈んでしまう「不同沈下」というトラブルを防ぐことができます。
基礎の上に「ぽつぽつ」と見える金物、気になりませんか?
これは「アンカーボルト」と呼ばれるパーツで、コンクリート内の鉄筋としっかり固定しています。
このアンカーボルトがあることで、建物の土台や柱が基礎にしっかり固定され、強くて安心な構造になるんです(土台についてまた次回ご紹介します!)
つづいて「先行配管」!
先行配管とは、建物が建つ前に床下に通す配管をあらかじめ準備しておく作業のこと。
水道や排水、ガスといったライフラインをスムーズに整えるための大切なステップです。
現場では、色とりどりの配管が敷かれています。
グレーの太い管は排水用
青い管は 水道(冷水)用
赤い管は 給湯(お湯)用
色分けされているので、パッと見ても役割がわかりやすいですね!
このあとは、いよいよ 土台敷きの工程が始まります!
進捗に合わせて、また次回のレポートで詳しくお届けしますので、お楽しみに〜
こんにちは!
生田Ⅳのアパート、今回は「土台工事」と「エコボロン施工」の様子をお届けします!
まずは「土台工事」から!
土台って聞き慣れないかもしれませんが、これは基礎(コンクリート)と建物の柱や壁などの骨組みをしっかりつなぐ、大事なつなぎ役なんです。
施工方法は、基礎の上に木材を水平に並べて、前回のレポートで紹介した「アンカーボルト」という金物を使ってガッチリ固定します!
また、基礎と土台のあいだには「基礎パッキン」と呼ばれるゴム製の部材も挟まれていて、これが通気性を確保しつつ、害虫や小動物の侵入も防いでくれるんです。
土台に使う木材は、水に強くて丈夫なヒバ・クリ・ヒノキなど。さらに、防蟻処理(シロアリ対策)や防腐処理もしっかり施して、長く安心して住めるように仕上げています。
従来の白蟻対策では、地面から1m程度までの範囲に薬剤を処理するのが一般的でした。
しかし近年では、乾燥した木材にも被害を及ぼす「アメリカカンザイシロアリ」が日本国内でも増加しており、より広範囲での対策が求められています。
そこで登場するのが「エコボロン」!
当社ではこのエコボロンという処理方法を採用しています。建物全体の構造木部に対して包括的に防蟻・防腐処理を施すことができるのが特長です。
長期的に効果が持続し、メンテナンスの手間も大幅に削減できるという利点があります。
また、人やペットに対する安全性も高く、安心して使用できる処理方法です。
実はこの処理方法、熊本城や二条城といった日本の歴史的建物にも使われているんですよ!
現在の現場では、床合板を敷く作業が終わって、その合板にエコボロンを丁寧に塗布しているところです。
職人さんたちが一つひとつ丁寧に作業してくれていて、建物の安全性と耐久性をしっかりと高めています!
こんにちは!
生田Ⅳは、おかげさまでご好評につき販売終了となりました!
ただいま現場では、工事が着々と進んでいますので、引き続き建築レポートでその様子をお届けしていきます!
今回は、中間検査までの流れをご紹介します。
土台工事が完了したら、次は建物の周囲に「足場」を組む作業が行われます。足場は、職人さんが安全に高所作業を行うための仮設設備で、今後の工事には欠かせない準備のひとつです。
足場が組まれると、いよいよ「上棟」へと進みます。
上棟とは、柱や梁などの構造材を組み上げて、建物の骨組みが立ち上がる工程のこと。まさに家のかたちが見えてくる、節目のタイミングです。
建物の規模にもよりますが、大きめのアパートの場合は上棟に二日ほどかかることがあります。
上棟の後は、屋根工事に入ります。
まず「野地板」という板を屋根の骨組みに張り、その上に防水シート(ルーフィング)を敷いて、最後に屋根材を施工していきます。
この防水シートがあることで、雨水の侵入を防ぎ、建物の耐久性を高めることができます。
またこの段階で、前回ご紹介した当社独自の白蟻強化対策である「エコボロン施工」もあわせて行っています。
そして建物内部では、「構造補強」の作業が始まります。
耐震性を高めるために、柱と柱の間に「筋交い」を入れたり、壁に「構造用合板」を張ったり、さまざまな「補強金物」を取り付けたりと、しっかりした構造を作っていきます。
補強金物には、「筋交金物」や「ホールダウン金物」、「平金物」「ひねり金物」など、用途に応じていろいろな種類があり、それぞれ使用する位置や種類が図面で細かく指示されています。これを一つ一つ確認しながら、職人さんたちが丁寧に取り付けていきます。
すべての金物の取り付けが完了すると、いよいよ「中間検査」を受けることになります。
これは、第三者機関による検査で、建物の構造や金物の施工が図面通りに正しく行われているかどうかをチェックしてもらう大切な工程です。
ここまで来ると、建物の骨組みと安全性がしっかりと整った状態になってきます。